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「10時8分42秒」の秘密


セイコーのアナログ式時計のカタログやパンフレットを見ると、そこに掲載されている時計はすべて「10時8分42秒」を指しています。ご存知ですか?
 理由は、12時位置のロゴを隠さず、時計が一番美しく見え、かつ躍動感があるからだそうです。ブランドによって示されている時間は異なるのでぜひ注目して見てみてください。

時計で方角が分かる?!


 実はアナログ時計を活用して「南」の方角を知ることができるのです。太陽が照っているとき、太陽の方向にアナログ時計の短針を向けます。短針と文字盤の12時方向のちょうど中間地点の方向が「南」になります。

腕時計の寿命を縮める日付調整禁止時間


実は、カレンダー付きの腕時計を調整する際に、避けたほうがいい時間があるのはご存知ですか。機械式時計やクォーツでも日付調整を禁止されている時間帯があるのです。それは、時計の針が午後8時から午前4時頃を指している間です。ここで注意したいのが実際の時間ではなく、時計がこの時間帯に針をさしている時は避けたほうがいいということです。

なぜかと言うと、この時間帯は「日送り車」がカレンダープレートに接近している時間帯だからです。もし強制的に時間を調整しようとすると、大きな力が加わってしまいパーツを傷つけてしまう可能性があります。

一回でもすると壊れるということはないですが、繰り返し行っていると故障の原因に繋がるので、日付調整をする際は気をつけて見てくだい。

日本でいちばん最初につくられた時計って?


約1300年前、日本で初めて時計が作られました。当時作られたのは現在多くの人が利用していうアナログ時計のようなものではなく、水時計でした。そしてこの時計を作らせたのは中大兄皇子のちの天智天皇です。歴史の授業でこの方の名前を知っている方は多くいらっしゃるとと思います。
当時、日本よりも進んでいた中国の唐(とう)という国から、新しい技術などを取り入れていた。水時計もその一つなんです。当時はまだ機械で動く時計がなく、水時計が世界で最も進んだ時計でした。

盲人時計って知ってる?


時計には、標準電波を受信し、自動的に時刻及びカレンダー修正を行う機能をもつ電波時計やソーラーセルを用い、光ののエネルギーを動力源とする光発電時計などがあります。また、生活様式に応じて掛時計、卓上時計、腕時計など様々な種類が存在します。

今回紹介するのは盲人時計(視覚障がい者用時計)です。一般的な時計は、障がいのある方、弱視の方には利用しにくいという難点があります。盲人時計は多くの方が日常生活で使用できるように様々な工夫がされており、音声や指の触覚だけで時刻が分かるようにした時計です。

以前の盲人時計はデザイン性が低いといった課題がありましたが、近年はスタイリッシュな時計が増加し、視覚障がい者と健常者という区別なく、誰もが利用できる時計が増えています。

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